おおいまち消化器外科クリニック「大腸ポリープ」
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大腸ポリープ切除で
大腸がんを予防

大腸カメラで大腸ポリープを早い段階で発見し、
悪性のがんになる前に切除することが大腸がんの予防に最も有効です。
これまで入院治療が必要となる事の多かった大腸ポリープ切除術ですが、
おおいまち消化器外科クリニック 品川区大井町ではさまざまな工夫をこらすことで
安全に日帰りでの治療(短期滞在手術)を行なっています。
内視鏡治療は、検査時間を含めて30分ほどで終了します。

  • 大腸ポリープとは

    大腸ポリープ

    大腸ポリープには多くの種類がありますが、「腫瘍性ポリープ」と「非腫瘍性ポリープ」に分類されます。がんになる可能性があるのは「腫瘍性ポリープ」で、サイズが小さいうちは「良性」ですが、大きくなるに従って癌化して「悪性腫瘍」になる事が知られています。
    おもな腫瘍性ポリープは腺腫やSSA/P(広基性鋸歯状腺腫/ポリープ)です。
    これらのポリープをがん化する前の段階で切除する事で、大腸がんの発生を予防することができます。腫瘍性ポリープを切除した方は、ポリープができやすく、大腸がんになりやすい体質であると言えます。適切なタイミングで定期的に大腸カメラを受ける事で大腸がんの予防を行う事が重要です。

  • 大腸ポリープ切除術

    大腸ポリープ

    大腸ポリープが発生しても通常症状はなく、日常生活で大腸ポリープの存在を自覚することはありません。
    大腸カメラはポリープを直接確認し、必要に応じてその場で切除する事ができる最も有効な検査・治療法です。これまでは、入院での大腸ポリープ切除が一般的でしたが、技術の進歩により日帰りでの大腸ポリープ切除が可能になってきました。
    おおいまち消化器外科クリニック 品川区大井町では、術後合併症を減らすために、コールドスネアポリペクトミー(Cold snare polypectomy)や内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic mucosal resection;EMR)といった、先進的な治療法を積極的に取り入れることで、日帰り手術(短期滞在手術)として、安全に大腸ポリープ切除を行っています。ポリープの大きさや形態、局在などにより入院治療が必要な場合には、関連病院と連携し治療を進めていきます。
    大腸ポリープの発見から、最終的な治療まで、専門施設として責任を持って治療にあたりますので、安心して検査治療をお任せいただきたいと思います。ポリープ切除後は、切除法や個数によって最長1週間程度の飲酒や運動の制限があります。

  • 内視鏡的粘膜切除術(EMR)

    内視鏡的粘膜切除術(EMR)

    EMRは比較的大きさのあるポリープに対して、より安全に病変の遺残がない様に切除するための治療法です。 ポリープの直下に薬液を注入してポリープを腸壁から持ち上げ(①、②)、高周波スネアで安全に切除します(③)。 切除創をクリップで縫合して治療を終了します(④)。